勉強と院と神話的時間

lyrette3982006-04-28

ずいぶんあいてしまった。(予想してたけどね。)
書きたいことは連日山盛り起こるのだけど、山盛り起こっているがゆえに、毎日眠くて明日こそ・・・と思いながら倒れるようにして寝てしまう。
山盛り起こるといっても、だいたいは、なにか本を読んで、「!!!」という気持ちになって、そこからあれこれあれもこれもとつなげて考えていって、おおおわかった!!!となって、そのうちに眠くなるという感じ。
でも至福。至福。
カミングアウトする。私は本が好き。私は勉強が好き。
最近思う。すっかり本を選ぶのがうまくなった。借りるにせよ、買うにせよ、はずさなくなってきた。もれなくおもしろい。そしてもれなく役に立つ。ジャケ買いとかジャケ借りとかしなくなったからか。笑
勉強もうまくなった。
勉強は好きなことしかしてない。でも好きなことだけ勉強していいところに来たんだもんね。院ってすばらしい。
今はだいたい月曜から木曜まで学校。院の授業が6コマ。もぐりで出てる学部の授業が7コマ。院の授業は自分の研究に結びつく科目ばっかり厳選したし、学部の授業は履修登録もしてないし当然、好きなものだけ。欲しい分だけ。忙しいけど、授業(ひいては学校)に関してはとても恵まれたと思う。先生たちもとても熱心で、どの授業もとてもいい。
院でとる必修の単位数は合計でで32単位。授業数で言えばたったの8コマ。
大学時代の120単位を考えると、これっぽっち?!と最初は驚いた。
でも院の授業はだいたい3人〜10人くらいの少人数で、発表もがんがん回ってくるから、一授業の重さは講義を聴いてるだけの学部の授業とはぜんぜん違う。でもそのために来たからね。大学の時はわけのわかんないつまんない講義をたくさん受けた、と思ってたけど、それは講義がつまらなかったわけじゃなくて、広い分野にわたって単位を必要とする大学の仕組みと、自分のモチベーションの低さのためだったんだな。
今はおもしろい講義しか聴きに行ってないからどの講義もおもしろい。同語反復。
おっと、まず書きたいと思ってたのは

神話的時間

神話的時間

この本についてだった。
でもこの本のあと別の本をたくさん読みかさねてしまったので、何を書きたかったのか忘れてしまった。
とにかくすばらしい本だった。
特に谷川俊太郎工藤直子の対談が。鶴見俊輔さんのお話ももちろん。
でも詳しくはまた今度。たぶんけっこう先。